真夜中のラブレター

真夜中に書いたラブレターは夜明けに見てみると恥ずかしいものらしいですね。 これはそんなブログです。


 
もう5月の中旬なんですね。

目に青葉…。山も綺麗です。

春は、幸せを運んで来ますが、別れや旅立ちの季節です。

昔、数学の講師にほのかな恋をした事があります。

その人は男性でしたが、非常に美しい人でした。

講義を聴いても、どっちかというと、先生の顔を眺めているばかりで

小テストをして、机の横から、様子を覗き込めれると、

出来てない事が恥ずかしくて、キュッと前かがみに伏せて、テスト用紙を隠してしまうのです。

友達と、終わりに、先生に質問をしに行きます。

質問がしたい訳ではありません。

ただ、先生と、少しでも接したいだけ…。


そして、あんまりにも、出来ないので、「家庭教師に来てもらいたいぐらい。」とこぼすと
意外な事から、その先生が、「あなたにピッタリの人を見つけてあげる。」と言ったのです。

単なる生徒から、何か、特別に扱ってくれる事に
私のこころは、歓喜に震えました。

「連絡を取りたいから、携帯を教えて。」と言われ

もうドキドキです。

そして、ある日、電話が 掛ってきました。

耳から、憧れの人の声を聞くことは、どんなに、幸せな事だったでしょう。

「今日は、あまり、話せなかったね。」
まるで、恋人に 話しかけるような、言葉に、私は うっとりしました。

「●●さんにピッタリの家庭教師、見つかったから。それで、紹介したいから、
いつがいいかな? それに、家も教えてくれる?」

先生が私の家に来るの!!

姿は藤木直人 なんです。

サラサラの前髪を後ろに流して、歳は32才。

その日までの私の、トキメキを 想像して下さい。

当日、彼は、青のBMWで来ました。

正に、碧い馬に乗ってやってきた王子様です。

その横に、真面目そうな 青年。

これが、私の家庭教師になった、大学の研究員でした。

そして、普通の生徒より、少し特別な生徒になった私は 暫く ほんわかとしていましたが

先生は、アメリカへ行ってしまう事になりました。

彼も本業は、研究員で、生活の為に、塾の講師のバイトをしていたのです。

別れとは。辛い物です。

まして、恋していた人との別れとなれば…。

この時期、私は、ふと、思い出すのです。

キラキラした、先生の姿を…。


ひとつだけ、打ち明けましょう。

この話は、私の10代の話では ありません。(笑)

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